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2024.05.16
家電製品の故障は急に来るため、いざ処分しようとなると急に慌ただしくなると思います。
また、自治体が定めるごみの分別方法は複雑なので、本当に自分の理解が正しいか不安になりますよね。炊飯機を処分する方法は何通りもあるので、どう処分すべきか判断に迷うのは当然です。
大切なのは、分からないのに「多分大丈夫だろう」と自分の感覚で動かないこと。仮に誤った方法で処分してしまうと、回収してもらえないどころか、トラブルに発展する可能性も十分にあります。
本記事では炊飯器の処分について多くの方が持つ疑問から、炊飯器の正しい処分法、処分時の注意点・対処法までを網羅して解説していきます。
ぜひ最後までご覧いただき、炊飯機を正しく・安全に処分できるようになりましょう。
ここでは導入として、炊飯機を処分する上で確実に知っておくべき内容を紹介します。冒頭にも書きましたが、自己判断で処分すると様々なリスクが想定されますので、ぜひ参考にしてみてください。
多くの自治体は、ごみの大きさによって処分方法に制限を設けています。
規定以上の大型サイズに分類される炊飯器であれば、粗大ごみとして定められた方法で処分しなければなりません。
大型か小型かの基準は自治体によって異なりますが、一辺の長さが30~50センチであれば大型に分類される場合が多いです。
目安として3合炊きは一辺20~30センチ、5合炊きは30~40センチ程度。
ご家庭の炊飯器が3合炊きであれば、多くの場合、不燃ごみもしくは金属ごみとして指定袋に入れ集積場所に出せば問題ありません。
5合炊きの場合は判断が難しいので、自治体に問い合わせる必要があるでしょう。
また、サイズだけではなく「重さ」でも分類している場合が多いです。
サイズは基準を満たしていても、重さで処分方法が変わってくる可能性もあるので、注意しましょう。
粗大ごみを家庭ごみとして処分すると不法投棄とみなされ、罰則の対象になる可能性もあります。
ごみの分別・運搬・処理方法は「廃棄物処理法」によって定められ、規定に反すると違法と捉えられるためです。
例えば、以下の場所にごみを放置する行為は不法投棄に該当します。
つまり、たとえ集積所に捨てたとしても、粗大ごみを家庭ごみとして処分した時点で他人の敷地や公共の場にごみを放置したことと大きく変わらないといえます。
廃棄物処理法では、個人が不法投棄をした場合「5年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金、またはその両方の刑」
法人の場合は「3億円以下の罰金刑」と規定しています。
自治体によって収集しないものもあるので、誤って捨ててしまわないように合わせて確認しておきましょう。
参考 : 「北九州市 市が収集しないもの」
前章の内容を踏まえ、炊飯機の処分の仕方を7つに分けて紹介していきます。
それぞれの注意点と対処法も解説していくので、しっかり理解してトラブルに備えられるようになりましょう。
自治体が規定するサイズを超えなければ、家庭ごみとして指定の袋に入れて集積場所に出すだけです。粗大ごみの処分と違い、指定袋以外の料金は基本的に発生しません。
また、炊飯器にリチウム電池が入ったままでごみに出すと、大きな事故につながる恐れがあります。炊飯器にリチウム電池が内蔵されている場合、コンセントを抜いても時計が表示されるので忘れずにチェックしましょう。
リチウム電池は取り外すのが難しい場合もあるので、判断が難しければメーカーへ問い合わせてください。取り外したリチウム電池は、家電量販店に持ち込めば処分できます。
さらに炊飯器本体と内釜を分別するなど、パーツごとの分別が必要な場合もあります。
ごみのサイズ制限や分別については、自治体のホームページや各世帯に配布される「ゴミ分別ガイドブック」で確認しましょう。
すでに説明した通り、家庭ごみとして処分できるサイズを超える大型の炊飯器は粗大ごみとして処分します。
粗大ごみの回収は家庭ごみと同じく自治体が実施するサービスですが、有料回収かつ事前予制である場合がほとんどです。
処分費用や手数料、回収までの流れは自治体によって異なるので、しっかり確認しておきましょう。誤った方法・手順で処分すると、回収してくれない場合もあります。
また12月のボーナス時期や3月・4月の引っ越しシーズンは、希望通りに予約できない場合が多いので注意してください。
【北九州市の場合】
申し込みから持ち出しまでの流れ については、下記ページをご覧ください。
炊飯器1個当たりの収集手数料(目安) : 300円
小型家電リサイクル法の対象になった自治体が、公共施設や家電量販店などに設置した「無料回収ボックス」を利用する方法もあります。
小型家電リサイクル法は、国が認定した業者などが小型家電を回収・処理することで、有効資源をリサイクルする目的で作られました。家電リサイクル法対象の4品目などを除く電機機械器具が対象で、炊飯器は小型家電リサイクル法の対象製品の1つです。
ただし、無料回収ボックスの大きさには制限があり、炊飯器のサイズによっては投入口に入らない恐れがあります。
まずは最寄りの市区町村のホームページを確認し、自治体が小型家電リサイクル法に対応しているか確認しましょう。
そのうえで、自治体のルールに従い適切に処分してください。
ヤマダ電機やケーズデンキ、エディオンなどの家電量販店は、家電製品の引き取りに対応しています。予約制ではなく、自分のスケージュールに合わせて店舗に直接持ち込めばよいため非常に便利です。
ケーズデンキはお客様が安心して家電製品を引き渡せる店舗として、家電製品協会より「家電リサイクル券取扱優良店」として推奨されています。リサイクル回収費は1,100円(税込)と高めですが、確実に回収してもらえる安心感があるのが魅力です。
エディオンはフランチャイズ店舗での引き取りには対応していないので注意してください。
家電量販によっては出張買取りも利用でき、自宅まで引き取りにきてくれます。
その場合、回収料とは別に出張料が必要になります。
リサイクルショップでも、古い炊飯器は衛星面に問題があると判断され、買い取ってもらいづらいので注意してください。
目安として使用年数が2年未満で5,000~10,000円の査定、5年以上経過した炊飯器は1,000円以下もしくは買い取り不可の可能性もあります。また新品でも安く購入できる炊飯器もニーズが低い傾向があるので、知識として覚えておきましょう。
逆に、日本製かつIH式の新しい製品は査定額が高くなる傾向があります。
リサイクルショップ側も、完全にニーズに見合った製品が見つかるとは想定していないことがほとんどです。
少しでも売れそうだと思ったら、ぜひ査定に出してみましょう。
メリカリやヤフオクをはじめとした「フリマアプリ」を利用するのも1つの方法です。
新品や未使用品でなくても、限定品やデザイン性に優れているものであれば買い取ってもらえる可能性があります。
ただ、写真の撮り方や紹介ページの記載方法など、出品のコツを理解していないと売れるまでに時間がかかってしまうので注意が必要です。
また出品者の中に、個人情報を不正に入手しようとする悪徳業者が紛れ込んでいるケースも少なくありません。安全に取引するには、やり取り中の不自然な言動を見極める目も必要になってきます。
出品に慣れていない、かつスケージュールに余裕がなければ、他の処分方法を検討した方がよいでしょう。
他の方法と比べ費用がかかってしまいますが、業者に申し込みの連絡をする以外に手間はほとんどかかりません。
当日に炊飯器を分かる場所に置いておけば回収してもらえるので、自分の時間を優先できるのが魅力です。
また他の不用品も一緒に回収してもらえば、炊飯器単体の処分費用を安くできます。
引っ越しや大掃除など不用品が多くなる時期には、特にメリットを感じるでしょう。
買取りサービスや不用品を海外に輸出する事業を展開している業者であれば、炊飯器を買い取ってくれる場合もあります。引き取りの条件は業者によって異なるので、見積もりだけでも申し込んでみましょう。ほとんどの業者は無料で対応してくれます。
リサイクルショップで買い取ってもらえるのは、目安として製造から5年程度の炊飯器と考えましょう。
家電製品はメーカーによって部品の保存期間が定められているため、修理対応できる期間に限りがあります。製造から5~6年以上経過した炊飯器だと修理部品が保管されていない場合が多く、リサイクルショップの買い取り基準を満たさない可能性は高いです。
炊飯器に限らず家電製品は10年前後が寿命といわれ、それ以上使用すると修理してもすぐに他の箇所が故障することも少なくありません。買い取ってもらえるとしても、使用年数7~8年ぐらいが限界と考えましょう。
家電製品は主に以下の内容を考慮して査定されます。
以上の条件を踏まえ、少しでも炊飯機を高く売る方法を紹介します。
性能はもちろん、購入後すぐに使用でき、長持ちするかどうかがポイントです。
炊飯器は出張買取りや宅配買取りでも引き取ってもらえます。
しかし、スタッフの人件費や交通費、宅配の場合は配送料を差し引かれる形で査定される場合が多いです。
店頭に直接持ち込めば店舗側のコストやリスクが少ないため、高く査定されます。
ただし、せっかく店舗に持ち込んでも買い取られない可能性もゼロではありません。
むだ足にならないように、事前に連絡して買い取ってもらえそうか確認しましょう。
家電製品は使用頻度が落ちるほど劣化するスピードが速くなるので、使わないと判断して時点で処分するようにしましょう。
「まだいいか」と先延ばしにして、気づいたら何年も放置していたなんてことも十分にあり得ます。
そうなると、いくら保存状態がよくても年式で査定額に影響が出てしまうので注意しましょう。
家電製品は業者によって買取り価格に差が出やすく、タイミング次第では査定額が倍以上異なる場合もあります。理由としては、業者の在庫状況や所在地ごとの地域性によって製品ニーズが大きく異なるからです。
例えば、炊飯器はすでにラインナップ豊富で顧客のニーズも十分に満たしていれば、人気メーカーの製品でも高く買い取らない場合もあります。
ご家庭の炊飯器を少しでも高く売るためにも、複数の業者と相見積もりを取り、最も条件がよい業者と取引するようにしましょう。
繰り返しになりますが、買取り事業や海外輸出事業を積極的に展開している業者であれば高く買い取ってもらえる可能性があります。
ぜひ依頼先を決める際の参考にしてみてください。
取り扱い説明書や保証書に加え、計量カップや電源コードなど購入時の付属品が揃っているかどうかも査定額に影響します。
特に保証書があれば購入時期を証明できるので、正確に査定してもらうためにも確実に見つけたいところです。保証書がどうしても見つからない場合は、伝票が貼られていることが多い外箱や領収書で代用できる可能性もあります。
付属品を全て揃えるのは難しいかもしれませんが、売却した炊飯機を買った人が可能な限り早く使い始められるのが理想です。
調理器具である以上、製品がキレイな状態に保たれているかどうかも査定に影響するので、売る前にできる範囲でメンテナンスをしましょう。
査定額を少しでも上げるために、以下の方法を試してみてください。
汚れや臭いは査定額を下げる原因になるので、しっかり対処しましょう。
また内釜など部品の一部に損傷がある場合、売る予定の炊飯器が保障期限内であれば、無料で交換してもらえる可能性があります。製品の状態がよいほど高く買い取ってもらえるので、確実に問い合わせるようにしましょう。
今回は炊飯器の処分方法を中心に解説していきました。
この他にも粗大ゴミや大型家庭ごみの処分方法など、まだまだ知っておきたいことがたくさんあります。
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